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『授業参観』『同僚による授業参観』の受講について
授業参観は,テニュア教員育成制度PD(Professional Development)プログラムにおいて,必須ED(Educational Development)プログラムとなっています。本プログラムでは,テニュア育成教員が同僚教員の実施する授業を参観する場合(授業参観)と同僚教員によりテニュア育成教員が実施する授業を参観してもらう場合(同僚教員による授業参観)があります。
EDプログラム名 | 授業参観者 | 授業担当者 |
---|---|---|
→授業参観 | テニュア育成教員 | 同僚教員 |
→同僚による授業参観 | 同僚教員 | テニュア育成教員 |
授業参観
テニュア育成教員が同僚教員の授業を参観することにより,様々なタイプの授業に触れ,テニュア育成教員各自が自分の授業をよりよくするためのヒントを得て,教授力を高めることを目的としています。 (詳細はPDプログラムシラバスを参照)
授業参観のながれ
1.同僚教員の選定 (※受講に関する情報を参照) 授業参観をする同僚教員を探し,事前面談の日程調整をおこないま
す。
2.事前面談 テニュア育成教員は事前に,同僚教員へ授業内容・目標等の聞き取りをおこないます。 その際に,双方
が都合のよい授業参観日及び事後面談日の日程調整をおこないます。
3.授業参観 テニュア育成教員による授業参観を実施します。
4.事後面談 事後面談において,テニュア育成教員は授業参観記録の内容を伝え,同僚教員と意見交換をおこないま
す。
5.『授業参観記録シート【A】』の提出 テニュア育成教員は事前面談・授業参観・事後面談の内容を,『授業参観
記録シート【A】』に記入し教育企画室に提出します。
受講に関する情報
(1)原則,授業を参観する同僚教員については各自で探すことになりますが,他学部等の教員の授業参観を希望する
場合や,相手が見つからない場合は,教育企画室にご相談ください。
(2)一つの授業を複数の教員(テニュア育成教員を含む)が参観することは推奨されます。ただし,授業担当者および
受講する学生に過剰な負担のないことが条件となります。
(3)テニュア育成教員のみで事前面談ならびに事後面談(あるいは一般に「授業検討会」と呼ばれる討論会)
を行った場合には,EDプログラムとして認定することはできません。
(4)事前・事後面談は,1名ないし複数名のシニア教員(例えば,同僚としての所属学部の教員のうち,教育コーディ
ネーターや”ベスト・ティーチャー”ないし”ベスト・レクチャラー”)が参加して行う事前・事後面談が考えられま
す。シニア教員がファシリテーター役をつとめることによってテニュア育成教員同士がお互いにお互いの授業の良
い点と改善点を議論することができれば,”育成する文化”の醸成ともいえる本制度の趣旨にかなった,非常に効果
的な講習となることが期待されます。
(5)この授業参観は,2名の教員の授業を観察する(授業参観を2コマ分別々に行う)必要があります。その際,
専門を同じくする教員と専門が異なる教員の授業をそれぞれ観察することが望ましいです。
※「授業参観」関連様式は下記URLからダウンロードできます。
同僚教員による授業参観
テニュア育成教員の実施する授業を同僚教員に参観してもらい,参観記録を基にお互いにやり取りをしながら,共同で授業改善に取組むことを目的としています。 (詳細はPDプログラムシラバスを参照)
1.同僚教員の選定 (※受講に関する情報を参照) テニュア育成教員は授業参観をしてもらう同僚教員を探し,事前面談
の日程調整をおこないます。
2.事前面談 テニュア育成教員は事前に,同僚教員と授業内容・目標等の確認をおこないます。その際に,双方が都合の
よい授業参観日及び事後面談日の日程調整をおこないます。
3.授業参観 同僚教員による授業参観を実施します。
4.事後面談 テニュア育成教員は同僚教員から授業参観記録の内容を伝えてもらい,意見交換をおこないます。
5.『授業自己分析記録シート【B】』及び『授業参観記録シート【C】』の提出
・テニュア育成教員
① 事前面談・授業参観・事後面談の内容を『授業自己分析記録シート【B】』に記入する
② 『授業自己分析記録シート【B】』を同僚教員に確認してもらう
③ 両シートを教育企画室に提出する
・ 同僚教員
① 事前面談・授業参観・事後面談の内容を『授業参観記録シート【C】』に記入する
② テニュア育成教員が記入した『授業自己分析記録シート【B】』を確認する
③ 両シートをテニュア育成教員に返却する
(1)原則,授業を参観してもらう同僚教員については各自で探すことになりますが,他学部等の教員からの授業
参観を希望する場合や,相手が見つからない場合は,教育企画室にご相談ください。
(2)同僚教員による授業参観の時期については,授業デザインワークショップ(新任教員研修)修了後の実施を
お薦めします。
(3)一つの授業を複数の教員(テニュア育成教員を含む)が参観することは推奨されます。ただし,授業担当者
および受講する学生に過剰な負担のないことが条件となります。
(4)テニュア育成教員のみで事前面談ならびに事後面談(あるいは一般に「授業検討会」と呼ばれる討論会)を
行った場合には,EDプログラムとして認定することはできません。
(5)事前・事後面談は,1名ないし複数名のシニア教員(例えば,同僚としての所属学部の教員のうち,教育コ
ーディネ ーターや”ベスト・ティーチャー”ないし”ベスト・レクチャラー”)が参加して行う事前・事後面談
が考えられます。 シニア教員がファシリテーター役をつとめることによってテニュア育成教員同士がお互い
にお互いの授業の良い点と改善点を議論することができれば,“育成する文化”の醸成ともいえる本制度の趣
旨にかなった,非常に効果的 な講習となることが期待されます。
※「同僚による授業参観」関連様式は下記URLからダウンロードできます。